TAO Project Website Top

東京大学アタカマ天文台 (TAO) 計画

SolarTAO Project Website Top

ニュース一覧

2011年

2011年12月27日
miniTAO、リモート観測運用を本格的に開始
telescopes 2011年秋のランから、miniTAO望遠鏡の観測運用のほとんどが、ベース基地(山麓施設)のあるサンペドロ・デ・アタカマからリモートで行われるようになりました。これは、2011年春から試験的に開始されていましたが、今回のリモート観測の実現により、観測時間の増加とともに、山頂への移動の際の危険性もなくなり、より効率的な運用が可能になりました。この運用の実現のためには多くのモニターシステム、非常時対応システムが用いられています。
詳しくはこちら
2011年11月11日
mini-TAO搭載装置MAX38 小惑星2005YU55を捉える!
telescopes 2011年秋のランで観測を行っていた、mini-TAO搭載の中間赤外線観測装置MAX38が日本時間11月9日8時35分ころ、小惑星2005YU55を捉えることに成功しました。
世界各地で観測が行われましたが、中間赤外線での観測は他になく、貴重なデータになることが期待されています。
詳しくはこちら
2011年10月20日
「大学間連携による光・赤外線天文学研究教育拠点のネットワーク構築」事業
〜mini TAOの活躍の場、広がる〜
telescopes 本事業は、平成23年度から6年計画で7大学と国立天文台が連携し、日本の大学が国内外に持つ中小口径の望遠鏡を有機的に結びつけて、突発天体等の即時および連続観測により、その物理現象の解明をメインテーマとして、最先端共同研究の推進と大学における天文学教育を促進するためネットワークです。東大は、木曽観測所とminiTAOでこの計画に参加しています。
詳しくはこちら
2011年8月5日
mini-TAO近赤外線カメラANIR  第4回サイエンスワークショップ開催
ANIRワークショップ 東京大学アタカマ1m望遠鏡(mini-TAO)では、2009年のファーストライト以降、4回の観測ランが実施されてきました。この度mini-TAO搭載装置の一つである近赤外線カメラANIRによる観測報告および観測提案のためのワークショップが開かれました。テレビ接続を含めて21名の参加があり、予定時間を超える活発な議論が行われました。
詳しくはこちら
2011年6月28日
アタカマ天文台(miniTAO)がギネスに認定されました。
〜世界で一番高いところにある天文台〜
ギネスブック認定証 東京大学アタカマ天文台が「世界最高地点の天文台」としてギネスワールドレコード社からギネス世界記録の認定(2011年5月5日)を受けました。 ここは、将来6.5m望遠鏡建設が計画されている場所で、現在はminiTAO(2009年3月23日にファーストライトを迎えた口径1mの光学赤外線望遠鏡)で様々な観測・研究が行われています。
詳しくはこちら
2011年5月31日
新実験棟に新しい観測機器! 〜6.5mTAO望遠鏡観測に向けて〜
NGC6302 4月の新実験棟新設に引き続き、新しい観測機器が搬入されました。一つは、近赤外線2色同時多天体分光撮像装置(SWIMS:手前)、もう一つは中間赤外線装置 (MIMIZUKU:奥)です。どちらも重量は2tを越え、すばる望遠鏡に搭載されている装置と比較しても大きな観測装置です。光学部品なども続々と納品され、今後はここで本格的な立ち上げや性能評価が行われます。
詳しくはこちら
2011年4月22日
6.5mTAO望遠鏡に搭載する大型観測装置の開発に向け
天文センター三鷹キャンパスに新しく実験棟を建設しました
NGC6302 口径6.5mのTAO望遠鏡に搭載する近赤外線装置SWIMSおよび中間赤外線装置MIMIZUKUの機能試験や開発、TAO/miniTAO望遠鏡の遠隔制御を進めるための施設として、天文センター三鷹キャンパスの敷地内に新しく実験棟を建設しました。 東日本大震災の影響を受けて建設に約1ヵ月の遅れがでたものの、4月末に無事に完成しました。
詳しくはこちら
2011年3月23日
惑星状星雲NGC6302を30um帯で撮像することに成功しました!
NGC6302 惑星状星雲NGC6302を波長31umで撮像し、その解析からTAOサイトが想定されていた以上に乾いており、赤外線観測に適したサイトである事を明らかにしました。この結果は、mini-TAO 中間赤外線観測装置MAX38のメンバーである浅野健太朗さんが、2011年2月3日の東大理学部天文専攻修士論文発表会で発表した内容に基づいています。
詳しくはこちら
2011年3月10日
アタカマ近赤外線カメラANIR サイエンスワークショップ開催
ANIRワークショップの様子 miniTAO望遠鏡搭載の近赤外線カメラANIRは、国内外の様々な分野の研究者と協力し、2010年度も惑星状星雲から系外銀河まで幅広い天体について多くのデータを取得しました。2011年度の観測シーズンに向け、2011年3月10日にサイエンスワークショップを開催し、これまでANIRで取得したデータの解析状況や2011年度以降の観測内容などについて活発な議論が行われました。
詳しくはこちら
2011年2月22日
TAOサイトと山ろく施設を結ぶ無線通信に成功しました!
無線アンテナ 2011年2月22日、miniTAO望遠鏡のあるチャナントール山頂と、そこから約48km離れた街サンペドロ・デ・アタカマの山ろく施設に無線アンテナを設置し、TAOサイトと山ろく施設を結ぶ無線通信に成功しました。無線通信によるminiTAO望遠鏡の遠隔制御観測の実現に向けて、第一歩を踏み出しました。
詳しくはこちら
Copyright(c) 2011 東京大学大学院理学系研究科 TAO計画推進グループ
当サイトについて