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東京大学アタカマ天文台 (TAO) 計画

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観測条件の調査

TAO望遠鏡の完成予想図

衛星による上空気象条件の調査

気象観測衛星のデータ (1993-1999年) を元に、雲量などを調査しました。チャナントール山周辺の測光夜率は70%で水蒸気量が極めて少なく、赤外線観測に適しています。

実地訪問による地形調査

2004年までに8回実施

チャナントール山山頂に登頂
▲2002年11月には徒歩でチャナントール山頂に登頂

気象モニタによる地表気象条件の調査

風向風速、気温、湿度、気圧などを常時モニタしています。 平原部では期待通りの気象条件だということが分かりました。 2006年4月からはチャナントール山頂にて観測を行っています。

気象モニタ チャナントール山頂で観測中の気象モニタ

シーイングモニタによるシーイング調査

大気の気流が乱れると、星の像が揺れたり広がってしまい、観測に悪影響が出ます。 そこでシーイング (星の像の広がりの大きさ (角度)) を測り、この影響を 調査しました。チャナントール山周辺では、シーイングが約0.5秒角で、非常に シャープな像が得られることがわかりました。

シーイングモニタ シーイングモニタ。市販の望遠鏡を改造

赤外雲モニタによる上空気象条件の調査

雲からの熱放射を赤外線で常時全天をモニタし、雲の量を調査しています。チャナントール山付近は、晴天率が非常に高いことを確認できました。2006年4月からはチャナントール山頂にて観測を行っています。

雲モニタ チャナントール山頂に設置された雲モニタ
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