木曽シュミットシンポジウム2016 -1st circular-
東京大学 大学院理学系研究科附属 天文学教育研究センター 木曽観測所では、当観測所を用いた観測・研究の発表や議論の場として「木曽シュミットシンポジウム」を毎年開催しております。
木曽観測所では、下記のようなアクティブな観測研究を展開しております。
- 2度角四方の視野をもつ広視野CCDカメラ(KWFC)を共同利用観測装置として運用
- 望遠鏡を占有的に使用できる「大規模観測プログラム」や短時間の観測を多くの夜数にわたって天体をモニターする「モニタリング観測」などを募集
- 自動観測(キュー観測)により、遠隔地からの観測も可能
- 木曽シュミット望遠鏡の全焦点面(φ9度)を覆い、計20平方度の視野を最大2Hzで観測できる超広視野高速CMOSカメラ(Tomo-e Gozen)を2017年度の初観測を目指して開発
→ 2015年11月に試験機のファーストライトに成功
シンポジウムでは、これらの装置やシステムの特性を活かした研究成果の報告、新しい観測提案、将来の運用形態に関する議論などを行う予定です。
今年度はとくに『Tomo-e 時代のサイエンス』が重要なテーマとなります。
これまでに、Tomo-eの広視野と高速性を活かした「超新星の1時間頻度の全天探査」、「重力波源の可視広視野探査」、「短時間フラッシュ、フレア、減光現象の広視野探査」、「太陽系外縁小天体の掩蔽の高頻度(>2Hz)広視野探査」、「微光流星の統計的観測」、「地球近傍の高速移動天体の観測」などの検討をすすめており、高エネルギー天体から太陽系小天体にいたる幅広い分野で新しい科学領域の開拓が期待されます。
これまでシュミット望遠鏡を利用されたことのない方も含めて、多くの皆様のご参加をお待ちしております。
※観測装置、自動観測についての情報は、これまでのシンポジウムでの資料や観測マニュアルなどが当Webページにありますので、そちらをご参照ください。
シンポジウム日程
日時 : | 2016/7/5(火) 14時30分 - 7/6(水) 14時ころ終了予定 |
場所 : | 木曽観測所 (長野県木曽郡木曽町) |
講演 : | 口頭/ポスター 各口頭講演の時間は20分程度を予定 |
懇親会: | 初日の講演終了後に観測所にて、BBQパーティーを予定 会費3000円程度 運が良ければ、新月の夜空を楽しみながら… |
(注)
- 旅費希望者には出来る限りの配慮を致します。詳細は観測所までお問い合わせください。
- JR木曽福島駅と観測所間はタクシーで送迎いたします。下記の時間までにお集まりください。
- 7月5日 13時40分 JR木曽福島駅発
- 7月6日 14時30分 木曽観測所発
- 木曽観測所にご宿泊いただけます。人数によって一部の方は相部屋となりますので予めご了承ください。個室のご利用を希望される方は観測所までご相談ください。
※観測所宿泊費:2200円(個室は4200円)
参加申込
参加希望の方は、下記のフォームに必要事項をご記入の上、以下の要領に従ってメールにてお申し込みください。なお、メールのタイトルには、「木曽シュミットシンポ参加申込」とお書きください。
申し込み締め切り
- 発表・旅費補助希望ありの方: 6/21(火)
- 参加のみ : 6/28(火)
参加申し込み・問い合わせ宛先
kisosymposium
<木曽シュミットシンポジウム2016参加申込みフォーム>
- - お名前:
- - 所属機関名:
- - 職名(学年):
- - 連絡先電話番号:
- - e-mail:
- - 講演: 口頭 ・ ポスター ・ なし
- - タイトル:
- - ご参加にあたっての確認事項
7月5日(火) 送迎(JR木曽福島駅13:40発):必要・不要 午後 : 参加・不参加 懇親会 : 参加・不参加 7月6日(水) 午前 : 参加・不参加 午後 : 参加・不参加 送迎(観測所14:30発):必要・不要 観測所への宿泊 : する ・ しない
※ホテル等へ宿泊される方は各自手配をお願いいたします。旅費補助希望 : あり ・ なし
※観測所の財源には限りがありますので、旅費に余裕のある方はご自身で用意して頂けますようお願いいたします。 - - その他、シンポジウムに関するご意見、ご希望 :