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東京大学アタカマ天文台 (TAO) 計画

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MIMIZUKUサイエンスワークショップ開催

TAO6.5m望遠鏡に搭載する中間赤外線装置MIMIZUKUの開発が進んでいます。来年度にはすばる望遠鏡に輸送、PI装置としての試験観測を実施したいと考えています。また、TAO6.5m望遠鏡は今年から計画が本格化しており、早期にTAOでの科学観測を開始することを目指しています。

この機会にMIMIZUKUで実施可能なサイエンスケースを持ち寄り、すばるでの観測提案の可能性を議論するとともに、TAOで行うサイエンスをより具体化する一助としてミニワークショップを開催しました。 ハワイからの講演も含め、16件の観測提案講演がありました。また、30ミクロン帯を観測できるサイトは数少ないこともあり、休憩時間には活発な議論が各所で交わされていました。ワークショップの模様はテレビ会議で多局中継され、日本国内外から約40名の方にご参加いただきました。

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▲講演の様子 ▲ハワイからの講演の様子

日時: 2013年5月24日(金)10:00-18:00
場所: 東京大学理学系研究科天文学教育研究センター 講義室
プログラム: 時間 講演者 題目
10:00-10:05 宮田 隆志 はじめに
10:05-10:25 上塚 貴史 MIMIZUKU の開発進捗と最新スペック
10:25-10:50 臼井 文彦 MIMIZUKU による小惑星の分光・測光観測
10:50-11:15 佐藤 隆雄 MIMIZUKUによる太陽系惑星研究の新展開
11:15-11:40 酒井 剛 TAO、ALMA、ASTE、NRO 45mを用いた大質量星形成過程の解明
11:40-12:00 内山 瑞穂 赤外線変光観測を用いた大質量星形成時の内部構造進化の解明
13:00-13:20 古屋 玲 MIMIZUKUで探る星形成のもっとも初期段階
13:20-13:45 玄田 英典 巨大天体衝突と高温デブリ円盤
13:45-14:10 寺田 宏 3um帯同時分光で探る原始惑星系円盤
14:20-14:40 中村 友彦 大質量星周囲におけるダスト形成のモニター観測
14:40-15:05 板 由房 ミラ型星の中間赤外モニター観測
15:05-15:25 左近 樹 MIMIZUKUを用いた新星周囲のダスト形成・供給過程の解明
15:25-15:50 野沢 貴也 Mid-infrared Observations of Aged Dusty Supernovae
15:50-16:10 Ho-Gyu Lee SNe/SNRs in nearby galaxies
16:20-16:45 伊藤 亮介 活動銀河核ジェットの赤外線・多波長観測
16:45-17:05 泉 拓磨 For establishing a new diagnostic method - synergy with ALMA and TAO/MIMIZUKU
17:05-17:30 峰崎 岳夫 中間赤外線による重力レンズクエーサーのモニター観測
17:30-18:00 議論

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▲議論の様子

MIMIZUKUについて詳しい情報は下記をご覧下さい。

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