第5回 miniTAO/ANIRサイエンスワークショップ開催
これまで4回のワークショップ、観測ランが実施され、miniTAO/ANIRもかなり周知されてきました。今回のワークショップの実体参加は17名程度でしたが、加えてテレビ会議にて多局中継するなど、実質的には多くの参加者がありました。観測提案の講演数は9提案、他全申し込みも含めると15提案にのぼりました。
(ANIRプロジェクト枠、チリ大学提案を除く。)
▲ワークショップの様子
日時: |
2012年3月14日(水)10:00-17:00 |
場所: |
東京大学理学系研究科天文学教育研究センター 講義室 |
プログラム: |
時間 |
講演者 |
題目 |
10:00-10:20 |
本原 |
ステータスレポート、S12Aについて |
10:20-10:40 |
高橋 |
eta Carinae領域における電離源候補天体の探索 |
10:40-11:00 |
田中 |
Paαフィルターによる銀河中心領域のLBV, WR星の探索 |
11:00-11:20 |
真鍋 |
掩蔽の観測による系外惑星の温度推定 |
11:20-11:40 |
黒田 |
はやぶさ2探査候補天体 (162173) 1999 JU3 の測光観測 |
13:00-13:20 |
大栗 |
SDSS3重力レンズ候補の追観測 |
13:20-13:40 |
西山 |
超大質量ブラックホール Sgr A* のモニタリング観測 |
13:40-14:00 |
市川 |
セイファート銀河のガンマ線放射起源 |
14:00-14:20 |
諸隈 |
1. ANIR K-band Survey for Obscured Supernovae (SCANDAL)
2. Accretion Disk of High-z Quasars |
14:20-14:40 |
舘内 |
近傍赤外線銀河のPaα/Paβ輝線観測 |
14:40-15:00 |
小西 |
その他の継続中・新規の観測提案 |
15:10-17:00 |
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議論
−データ解析(NIR:舘内、Opt:本原)
−S12A 観測時間割りについて
−現地観測体制について |
2012年「ANIR」春のランは5月8日から6月11日まで、実観測夜数は28夜を予定しています。
今回のワークショップでの観測提案を中心に、チリ大学からの提案やANIRプロジェクトのPaα(パッシェンアルファ)サーベイ観測と併せて、観測プログラムを作っていくことになります。いよいよ、科学的成果が多数公表されていくことが期待されます。
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