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東京大学アタカマ天文台 (TAO) 計画

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研究会の開催「グローバルな宇宙天文観測」

東大宇宙線研究所と理学系研究科附属天文学教育研究センターでは2010年より、研究者海外派遣基金助成金(組織的な若手研究者等海外派遣プログラム)「グローバルな宇宙天文観測」事業を共同で行っています。

この事業は、両機関が世界中に展開している宇宙観測拠点に若手研究者を派遣し、現地で観測から解析まで一連の研究を遂行することによって、世界に通用するリーダーシップを発揮できる研究者を育成することを目的としています。

世界に広がる宇宙観測拠点

事業の開始から2年になることから、両機関から多数の研究者が参加して、今までの派遣の成果や関連する分野の進展などについて議論し、今後の共同研究などについて議論するための研究会が開催されました。


日時: 2012年2月20日(月)9:30-17:30
場所: 国立天文台三鷹 解析研究棟(すばる棟)大セミナー室
講演プログラム:
開会の挨拶(9:30-9:40)
梶田隆章(東大宇宙線研究所長)
ユタ(9:40-10:40)
基調講演 野中敏幸(助教) 「テレスコープアレイ実験」
15分講演 芝田達伸(特任助教) 「電子加速器による宇宙線望遠鏡の較正」
15分講演 池田大輔(研究員) 「電波による宇宙線観測のR&D」
チリ(10:50-11:50)
基調講演 酒向重行(助教) 「東京大学アタカマ天文台計画」
15分講演 小西真広(特任助教) 「miniTAO近赤外線観測で見る銀河の星形成活動」
15分講演 浅野 健太朗(東大D1) 「miniTAO/MAX38で拓く中間赤外線観測」
光赤外線観測(広視野)(11:50-12:20)
15分講演 諸隈智貴(助教) 「木曽観測所105cmシュミット望遠鏡広視野カメラKWFCによる大規模プロジェクト観測: 銀河面変光星探査と超新星探査」
チベット(13:20-14:05)
基調講演 川田和正(学振特別研究員PD) 「チベット水チェレンコフ型ミューオン観測装置による100TeV領域ガンマ線の観測」
15分講演 吉越功一(東大M2) 「チベット空気シャワーアレイ及びプロトタイプミューオン検出器を用いた高エネルギー宇宙ガンマ線の研究」
オーストラリア(14:05-14:35)
基調講演 大石理子 「カンガルーと現在のTeVγ線」
重力波天文学(LCGT)(14:35-15:20)
基調講演 宮川治(特任助教) 「低温重力波検出器LCGTの制御」
15分講演 端山和大(天文台PD) 「重力波マルチメッセンジャー観測網でダイナミックな宇宙を捉える」
Ashraプロジェクト(ハワイ)(15:35-16:05)
基調講演 浅岡陽一(助教) 「Ashraによるタウニュートリノ探査と光学閃光探査」
ニュートリノ天文学(16:05-16:50)
基調講演 小汐由介(助教) 「ニュートリノ天文学の進展と今後の展望」
15分講演 横澤孝章(東大D2) 「スーパーカミオカンデにおける太陽ニュートリノの研究」
光赤外線観測(活動銀河核)(16:50-17:20)
15分講演 峰崎岳夫(助教) 「変光現象で探る活動銀河核の構造と放射機構」
閉会の挨拶(17:20-17:30)
吉井譲(東大天文学教育研究センター長)

世話人:
梶田隆章・大橋正健・佐々木真人(東大宇宙線研究所)
吉井譲・土居守・宮田隆志・峰崎岳夫・諸隈智貴(東大理天文学教育研究センター)

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