世界で最も高い場所において天体観測が開始されることを記念して、本年7月7日に首都サンチアゴにて記念式典が開催され、同日、チリ郵政局より記念切手が発行されました。 これは、チリと日本の友好を記念する特別企画であり、東京大学のTAO計画に対するチリ政府の期待の大きさを表したものです。
記念切手には東京大学の名称が表記されており、日本・チリ両国の国旗、旧東大マークをデザインして配するなど、チリ国において通常ではまず有り得ない形での記念切手の発行となりました。
記念切手は東京大学構内にあるコミニュケーションセンターで販売されます。なお、コミニュケーションセンターでは、TAOプロジェクトについて紹介する展示コーナーも設けています。是非ご覧ください。
東京大学コミュニケーションセンターへのアクセス
目次
記念切手について
単片切手
発行総数 50,000枚、切手額面430チリペソ(約70円)
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チリと日本の学術協力のもと、山頂5640メートルに世界で最も高い天体観測所を開設したチャナントール山全景。両国国旗とこのたび山頂に設置した東京大学のminiTAO望遠鏡、及び、山頂から見える天の川の中心部と大小マジェラン銀河の夜空。「TATAI」とは友好を意味する現地語。チャナントール山の色合いはアタカマ砂漠の高峰と浮世絵の「赤富士」の両方を意識したもの。図案者は、東京在住のイラストレーターの高須賀優(たかすかまさる)氏。
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小型シート
発行総数 5,000枚、切手額面3,000チリペソ(約500円)
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道なき時代のチャナントール山の急斜面を徒歩で登って、山頂の気象条件の調査に向かう東京大学の天文学者(2002年)。 このたびの観測所開設を記念する単片切手の背景写真として使うことで、この間の苦難を乗り越えたTAOグループの勇気と執念を象徴的に表現。
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初日印付き封筒
発行総数 2,000枚、現地販売価格1,840チリペソ(約300円)
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発行日(7/7)だけに使用できる記念印を押してある封筒。山頂から見た天の川とminiTAO望遠鏡のドーム(封筒表)、及び、miniTAO望遠鏡で撮影した天体画像(封筒裏)。
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TAO展示コーナーについて
※展示コーナーは2月14日をもちまして終了させていただきました。
多数の方にご来場いただきまして、誠にありがとうございました。
記念切手は、引き続きコミニュケーションセンターで販売しております。
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東大コミュニケーションセンターの入り口すぐ左側にTAOの展示コーナーを開設しました。
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▲コミュニケーションセンター入ってすぐ左にあります。 椅子もありますので、ごゆっくりご覧ください。
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▲展示コーナー全体です。
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▲パネルによる展示もあります。
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▲応援ボードを置きました。足をお運びの際はぜひご記入ください!
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▲店内には切手販売コーナーもあります。
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問合せ先
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