ISO/SWS 2.4 - 45.4 μm スペクトルの完全セットを示す。スペクトルは 288 区分の細片スペクトルを一様な処理でまとめた。 | スペクトルと作成ソフトはオンラインで天文界に公開される。 |
ISO/SWS は 1271 天体の 2.38 - 45.4 μm スペクトルを撮った。 Kraemer, Sloan, Price. Walker (2002) はこれらの SWS スペクトルの分類を提案した。 |
この論文では SWS スペクトル
アトラスを示し、それにどうアクセスするかを述べる。 |
![]() 表1.SWS スペクトル区分 用語 IDA = ISO Data Archive. 部分処理された SWS データが取ってこられる。 AAR = Auto-Analysis Result. IDA が提供する OLP 処理データ。 OLP = Off-Line Processing パイプライン。データは 2001 公開。 |
![]() 図1.色点= AAR データのサンプル。上= α Boo. 下= NGC 6537. 実線=我々のポストパイプライン処理データ。異なるスペクトル細片ごとに 色分けした。右上に SWS スペクトル分類と TDT 番号。 |
![]() 図2.α Boo のバンド2( 5 - 7 細片)スペクトル。 上= dynadark 有りで処理。下= dynadark 無しで処理。赤菱形="-" 方向 スキャン。青菱形= "+" 方向スキャン。dynadark の使用はバンド 2C (7-12 μm)データを改善する。 バンド 2B では勾配が少し変わるだけ だが、バンド 2A(4.1-5.3 μm) では dynadark はスキャン方向の 違いで生じるミスマッチを改善する。 |
![]() 図3.α Vir のバンド 1B スペクトル。上=メディアンフィルターを 掛けたデータ。下=区分の最終スペクトル。 |
![]() 表2.波長区分 |
![]() 図4.SWS アパーチャの波長による変化。 |
![]() 図5.α Vir のバンド1とバンド2スペクトル。灰色線=非規格化。 黒線=最終規格化データ。 |
![]() 表3.規格化領域 |
![]() 図6.α Vir の最終規格化後データ。 |
![]() 表4.規格化定数の比較。 |
![]() 図7.上=α CMa. 下=γ Dra. 黒線= swsmake の結果。 灰色線= Cohen et al 1992 と Cohen et al 1996 の結果。 |
![]() 図8.図7と同じだが、縦軸を λ2Fν に変更。この方が構造無しの星連続光からのずれがはっきりする。 |
![]() 図9.swsmake の結果を Vandenbussche et al 2002 のバンド1の結果と比較。 黒線= swsmake は比較のためずらした。 |
![]() 表4.規格化定数の比較。 |
![]() 図10.Z Cyg.スペクトル変化の比較。 黒線= swsmake 使用と 灰色線=onaka et al 2002 との比較。 |
![]() 図11.銀河スペクトルの比較。 黒線= swsmake 使用と 灰色線=Sturm et al 2000 との比較。 |
![]() 図12.上=W51 IRS 2、中= NGC 7027, 下=V CrB. 黒線= AOT1 swsmake 使用。灰色線=AOT6 スペクトル。 |
![]() 図13.黒線= swsmake 結果。灰色線= ISO browse product. 三角= IRAS 測光。 |
![]() 図14.γGru の二つのスペクトル。バンド 2C のメモリー補正がどう 影響するかを示す。上= dynadark は完全には補正されていない。 下=補正がより良いので二つのバンドの切れ目が滑らかになった。 |
![]() 図15.スパイクの例。 |
![]() 図16.バンド1D と 1E の重なり合い領域。 |
![]() 図17.K3-50 のバンド 3C データ。フリンジの例。 |
![]() 図14.γGru の二つのスペクトル。バンド 2C のメモリー補正がどう 影響するかを示す。上= dynadark は完全には補正されていない。 下=補正がより良いので二つのバンドの切れ目が滑らかになった。 |
![]() 図15.スパイクの例。 |
![]() 図18。RSRFと αLyr の比較。 |