Z=0.004, t=2.5×108 yr 



主な特徴 
(1)RGBを登る時間は短く、ヘリウム点火後RCに落ち着くまでの時間は長い。
(2)レッドクランプ開始後のlogTeの振れは0.1程度でt=0.2Gyrの等時線ΔlogTe=0.16より大分縮小している。
(3)AGB登り始めのRGBチップ付近で進化停滞期はない。
(4)C型星はAGB最後の1点で出来る。
(5)AGB先端部J=153、logTe=4.256の手前J=134で最高光度logL=4.5096, logTe= 3.5318 に達する。そのまた手前J=131,logTe=4.45はC/O最低0.084で、Mi=3.491と Mr=3.490の解離がそこで始まる。C/Oの変化はJ=126,logL=4.18からである。AGB先 端でC/O=0.56まで回復するが炭素星に達しない。


Z=0.004, t=2.5×108 yr
項目J MilogTelog(L/Lo)
ターンオフ372.84190392494.0969 2.1395
RGB底733.27325272563.7252 2.3435
RGB(AGB始)803.27706980713.6809 2.7555
RGB先端833.27875471123.6531 2.8808
postHeF(AGB始)853.29148364073.6808 2.7739
RC開始913.33009648323.7118 2.4873
RC終了1003.48313379293.696 2.7614
AGB(RGB先端)1033.48376321793.681 2.8779
AGB先端1483.49214291573.5132 4.3288