Z=0.0002, t=2.0×108 yr 



主な特徴とコメント 
(1)RGBを登る時間は短く、ヘリウム点火後RCに落ち着くまでの時間の方がずっと長い。 しかし、その間L,Teの変化は少ないのでCMD上ではRGB先端付近に留まることになる。
(2)レッドクランプ期はRGB先端からの下降期の9倍長い。高温側に滞在時間が長いが Teが一定値ではない。
(3)したがって、RGB下りは低温、RC期は高温に分かれる。
(4)C型星ができる。M型AGB期の3倍くらい。
(5)RGB先端はAGB開始より暗いので、LでRGB,AGBは分離する。
(6)マスロスはC型星変換(J=150)直後に開始(J=151)、Mrピークと一致。

Z=0.0002, t=2×108 yr
項目J MilogTelog(L/Lo)
ターンオフ372.96453118324.2007 2.3194
RGB底793.3541159633.7352 2.6407
RGB先端823.3558948043.7175 2.8059
RC開始833.37980103493.7247 2.7694
RC終了1203.57014179233.7825 3.0047
M-->C1503.57744002343.6296 4.2302
AGB先端1933.5913605693.4234 4.3574