Panchromatic Hubble Andromeda Treasury (PHAT) は現在進行中の HST プロジェクトで M31 の 1/3 を高分解能で撮像する。波長は UV から NIR に及ぶ。その結果、星団のカタログを作る。
図１．GALEX NUV 像上に PHAT 領域を示した。緑四角は初年の観測完了域。 青丸＝星団
図２．星団 B256D の画像コントアと色等級図。画像は 10" × 10", 左下は比較用の地上観測 Local Group Survey (Massey et al 2006 )。
まだ計画の 20 % しか完了していないが、HST の解像力により 数百の中小星団を同定できた。その結果、観測領域での登録星団の 数は以前の３倍に増えた。
図３．以前に登録された星団と今回検出された星団の等級分布。