HST/ACS を用い M31 ハロー外側の星種族を観測した。観測は 11 の明るい球状
星団の傍のフィールドで行われ、距離は 18 - 100 kpc, 深さは水平枝の 2.5 等
下(m814W = 27 mag)まで達している。
| 30 - 60 kpc での平均メタル量は [Fe/H] = -0.8 ±0.14 である。 メタル量勾配の証拠はない。低メタル [Fe/H] ≤ -1.3 種族の星は ≤ 10 - 20 % と考えられる。観測フィールドがバイアスなしのサンプルであると仮定 すると、M31 は MW に比べ、少なくとも 60 kpc までかなり高メタルである。![]() 図3.メタル分布を調べるため、 EC2F 領域の色等級図(灰色点)に t = 10 Gyr, [Fe/H] = -2.5 から +0.3 を重ねた。 ![]() 図5.黒実線= GC4 付近フィールドのメタル分布。灰破線=球状星団メタル分布。 ![]() 図6.ハローフィールドのメタル量分布。黒いアステリスク、緑破線は分光。 他は測光の結果。 |