An Ultraviolet Study of Star-Forming Regions in M31

  Kang, Luciana, Soo-Chang   2009 ApJ 703, 614 - 627

 GALEX FUV(1344 - 1786 A) と near-UV (1771 - 2831 A) 撮像により、M31 の 若い大質量星を検出し、最近の星形成史を探った。FUV, NUV フラックスと 地上観測データからの赤化をあわせ、大質量星の年齢と質量を求めた。その結果 M31 の最近の星形成史が完全に求まった。FUV と NUV は数億年の若い 種族の検出に敏感である。我々は 26 kpc 以内で サイズ ≥ 1600 pc2 の 894 星形成域を同定した。
 最も若い  UV 源から見積もった星形成率は Hα からの値と一致した。赤外観測 から求めた加熱されたダストで検出される星形成を隠されていない過去数百万年 の星形成に加えると、星形成率は最近低下しているという結論を得る。ピークは 10 - 100 Myr で過去 400 Myr の平均 0.6 - 0.7 Mo/yr である。




図3."NGA_M31_MOS0" フィールドにおける星形成域の色等級図。




図1.GR4 データリリースからの GALEX フィールド。黒丸=採用した GALEX フィールド。灰丸=採用しなかった GALEX フィールド。黒点=地上観測 から検出された OB 星(Massey et al 2006)


図4.UV 検出マップ。





図2."NGA_M31_MOS0" フィールドにおけるフラックス強度。 赤=平均背景強度 + 2σ, 青=平均背景強度 + 3σ, 橙=平均背景強度 + σ。(左)全体。(右)拡大図


図7.OB 星の選択。


図8.選択した OB 星と星形成域の赤化分布


図10.星形成域分布。青= GALEX、赤=可視。黒点= OB 星。実線= 26 kpc, 破線= 17 kpc。


図13.(上)青=FUV, 緑=FUV+NUV、赤 = NUV 黄色=星形成域。