SPLASH サーベイで得られた M31 の潮汐デブリでの DEIMOS スペクトルの解析
結果を示す。視線速度から運動学的に冷たい成分を副構造メンバーとしてより分けた。
副構造は周囲の運動学的に高温のフィールド星より高メタルであることが判った。
![]() 図1.(上)視線速度と[Fe/H]関係。(下)視線速度ぶんぷ。斜線と白丸は M31 赤色巨星。バツと白ヒストグラムは MW 矮星。運動学的に冷たい成分が より高メタルであることが判る。 ![]() 図3.図2と同じだが、M31 分光サーベイデータ全て。黒丸=運動学的に 同定された副構造。白三角=副構造のない所。四角=星数が 10 以下。 大きい黒丸=副構造あり領域の平均。大きい三角ない所の平均。 副構造は平均して高メタルである。 破線=表面輝度観測下限。 ![]() 図5.BJ2005 によるシミュレーションの結果。右=表面輝度対メタル量。 左=表面輝度対α超過。(上)母銀河を光度で区分。黒=106Lo 以下。 赤=106Lo - 107Lo。青=107Lo - 108Lo。 黄色=108Lo - 109Lo。 (下)=(多分、降着からの経過)時間で分けた。紫= 3 - 6 Gyr, シアン= 6 - 9 Gyr, 橙= 9 - 12 Gyr 左は矮小銀河の質量・メタル関係を反映している。右はα 元素の時間依存性を 表わしている。 | ![]() 図2.運動学成分の表面輝度とメタル量の関係。黒丸=冷たい成分。GSS と 考えられる。黒三角= GSS と未確認の冷たい成分。白四角=熱い成分。 五角形=冷たい成分を表面輝度 μ = 29 mag arcsec-2 で2分し それぞれで平均を取ったもの。高表面輝度が高メタル。冷たい成分が高メタル。 ![]() 図4.BJ2005 によるシミュレーションの結果。(上)表面輝度マップ。 (中)メタル量マップ。(下)α 元素超過マップ。 各マップは 300 × 300 kpc。 ![]() 図6. |