Investigating the Andromeda Stream - II. Orbital Fits and Properties of the Progenitor

  Fardal, Babul, Geehan, Guhathakurta    2006 MN 366, 1012 - 1028

 N 体モデルを作り M31 ストリームを調べた。M31 ポテンシャルは Geehan et al の結果を使った。まず、簡単なモデルでストリーム位置と母銀河軌道との差を 説明した。我々が導いた母銀河軌道は遠銀点 60 kpc, 近銀点 3 kpc である。 ストリームは 109 Mo 程度の母銀河から起きた。推定は母銀河が 現在どこにいるかによって変わる。




図1.平坦円盤ポテンシャルを用い、ストリームが軌道に追随すると仮定して 求めたベストフィット軌道。実線=軌道。


図3.ストリームと軌道のチルト。


図5.ストリームに沿ったテスト粒子の分布。


図7.視線速度分布。


図9.Merrett et al 2003, 2006 の PNe を通過するベストフィット軌道。

 M31 は内側ハローに多数の細かい特徴を示しているが、これは母銀河か ストリームの継続かも知れない。軌道フィットは母銀河の位置を確定するほど でないが幾つかの候補が挙げられる。その中で Marrett et al が示した 惑星状星雲分布は一番尤もらしい。それらの候補の運動学的性質について 予言を行った。それらは観測的な同定に役立つ。




図2.精度テスト


図4.母銀河マスの推定。


図6.ストリームに直交方向の分布。


図8.M32 を通過するベストフィット軌道。


図10.北スパーを通過するベストフィット軌道。