低温度巨星、超巨星、大部分は変光星の、0.5 - 2.5 μm デジタルスペクトル ライブラリーを提示する。これはスペクトル合成、モデルとの比較などに使える。 サンプルには、炭素星、銀河系バルジ、LMC 星、OH/IR 星が含まれる。 |
星のメタル量、質量は広い範囲をカバーする。変光星の大部分は数回観測された。
星の基本的特性と変光がスペクトルに及ぼす影響を論じる。周期・光度関係と星の
進化コードに基づき、変光星の質量を推測した。 データは λ - F(λ) を縦軸方向にずらしたグラフで示した。 VizieR からも採ってこられる。 |
![]() 図1.サンプル星の周期・振幅関係。十字= O-リッチ、四角=C-リッチ。 LMC 星は Wood et al 1983 の O-リッチで明るい星を、バルジ星は Sgr I, NGC6522 領域の Wood,Bessell 1083 LPV から選んだ。 |
![]() 表1.グリズムのオーダーと波長範囲 |
![]() 表2.参照星リスト |
![]() 表3.観測星リスト |
![]() 表4,5,6.LMC, バルジ、炭素星、超巨星のリスト |
![]() 図3.広帯域カラー指数の不確実性。 |
![]() 図5.1.02 - 1.28 μm での主要バンド。上から、冷たいミラ R Cha, 暖かいミラ S Car, C-リッチミラ RU Pup, 超巨星 HD 101712 と IRC-20427 |
![]() 図7.温度に鋭敏な広帯域カラー V′-K を可視スペクトル型指数 S1S3 (Fluks et al 1994 では S1/2, Sp) との関係。 プラス印= O-リッチ SR, ミラ。星印=静的巨星。丸=赤色超巨星。 四角=C-リッチ LPV. 横矢印= KV Car |
![]() 図12.S Car の可視変光曲線。 ![]() 図A1。R Lep とBH Cru |
![]() 表7. ![]() 表8.周期から導いた(?)初期質量の推定値。 |