Luminosities, Colors, and Motions of the Brightest A-Type Stars


Eggen
1963 ApJ 68, 697 - 714




 アブストラクト

 B8 より晩期型で、(B-V)<0.3, かつ m(vis)<5.5 の星 750 個を 集めた。主系列にある B8 - A0 星は太陽付近の銀河中心と反中心方向に 100 pc に渡って広がるが、回転と半回転方向にはその半分以下の広がり しか持たない低減光領域の存在を示す。
 空間運動は A 型星は約6個の運動群を成すことを示す。色等級図上の 分布からは A 型星の進化は Ap 星と F 型星の領域を経て、ヘルツシュプ ラング間隙を通過して赤色巨星になるのであろう。

 減光 

 図4には |z| < 60 pc の B8V, B9V 星のみをプロットした。光度クラスの 分類が増せば表1からさらに多くの星が加わるであろう。低減光領域は 反中心方向ではプレアデス(図中の P )まで、(−X, -Y)4区分ほうこうでは 距離 80 - 100 pc で減光のほとんどない領域がある。しかし、銀河回転と反回転 方向では 20 - 40 pc で突然減光が始まる。(−X,+Y)領域では Ophiucus と Aquila 雲が太陽に最も近いらしい。

図4.E(B-V) 分布。単位は 0.01 mag. 枠で区切ったのが低減光領域。



  

 


 


 
 


 


 



図.


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