The QUaD Galactic Plane Survey II. A Compact Source Catalog


Culverhouse + 30
2011 ApJS 195, 8 - 36




 アブストラクト 

 QUaD 銀河面サーベイで見つかったコンパクト電波源のカタログを示す。 サーベイは 100, 150 GHz で |b| < 4° の 800 deg2 をス トークス I, Q, U で走査した。分解能は各 5', 3.5'である。526 のコンパ クト源が I で見つかった。内 239 天体は両方で、53 は 100 GHz のみ、234 天体は 150 GHz のみで検出された。170 天体は UCHIIRs と一致した。 総フラックスの分布をべき乗則で近似して傾きを決めると、 100 GHz で γS,100 = -1.8, 150 GHz で γS,150 = -2.2 であった。  同様に二点相関関数の傾きは 100 GHz で γθ,100 = -1.21, 150 GHz で γθ,150 = -1.25 であった。 総輻射強度スペクトル指数 αI は 0.25 で極大となる。 これは、ダスト放射はこれらの天体からの放射の唯一の原因ではないことを 示唆する。100 GHz ではフリーフリー放射が強そうである。4つの偏光が 強い。3つは Sag A*, Sag B2, Galactic Radio Arc である。残りは明るい HIIR RCW 49 である。





図1.フィールド差分ストークス I マップ。左 100 GHz. 右 150 GHz.




図2.100 GHz I データ。左上:生データマップ mr. 左下:最初の背景評価 mbck. 上中左:ms = mr - mbck. 下中左:mbck,cor = 孤立源フラックスで補正した背景マップ。上中右:mbck,cor を差し引いたマップms。下中右:フィッティングに使用する マップ。mr-mbck,cor. 右上:フィットモデル  mf. 右下:残差。

 4.結果