木曽シュミットシンポジウム 2016/7/5(火) 東京大学木曽観測所 Tomoeに関する議論 議論したい(意見を聞きたい)項目 -Tomo-eによるサイエンス、データ解析 -フィルターセット/グリズム -データ解析の体制強化 追加情報 -グリズム分光も可能。分散R~10。 -開発費用は着実に獲得してきているもののサイエンス アウトプットを出すところまでの予算はまだ不足 (引き続き科研費などの予算獲得に協力をお願いしたい) Tomo-e運用イメージ -毎日なにかのサーベイをしている -フィルターの交換は基本的に無し -キューで自動実行 -メンテナンスは計算機関係のみ *このようなイメージのもと自動解析とアラート発信の仕組みを 早期に決めたい。体制、デザインをどうするか。 フィルター -基本情報 交換装置は作らない 交換は基本的に昼に行う 1枚だとHSCのフィルターサイズ 分割する案もある(スペア枠を用意しておけばすぐに交換できる) 端っこに狭帯域を1枚入れたりすることもできる Tomo-eは温度コントロールしない --->夏と冬で量子効率が変わる可能性がある/測定必要 -重力波 non-filter u,zを明確に切ることに意味があるか? neutron merger含めるならzも含めたほうがよい? -high-cadence SN 視野をg,rで分割して、その両方で掃けるようにサーベイする? high-cadenceで検出を狙うだけならフィルターなしでよい (どれくらいの時間で解析できるかによる。戦略次第) ノンフィルターでSNが一番高くなるかは計算必要 -metal poor v,G -コメント とにかくディスカバリーに専念するのがよいのでは プロジェクトマネジメントの観点からシンプルにしておいたほうがよい 高速観測を売りにするならフィルターを複数用意するのは逆センス 超低分散分光にしておくのはどうか --->複雑な設定は、第2期、第3期か 第1期観測 -メインターゲット 重力波(ToO) 超新星サーベイ--->アラート *超新星サーベイのパイプラインをつくっていくのがキモ -変光星サーベイ 天の川も含めるなら超新星サーベイとデータ共有可能 novaのアラートだす? (vs every scope) アラートを出す仕組みは、変光星と超新星とで違う(引き算をしている限りは) 変光星観測の解析はデータベースを読みに行くのは現実的でないので解析は変わっていくだろう 激変光星のようなものなら超新星とパイプラインのベースを共有できそう gaiaが上がった場合にtomo-eでやる意義は? 突発的なもの、数秒でかわるもの(1h以下?)、なら意味あり -微光流星 散在流星は小さいプログラムを1-2ヶ月でよさそう 流星群を狙う -掩蔽は第2期でよい 最高速の読み出しでは視野が狭い 競合する台湾のチームが遅れ気味なので重力波ほど緊急性ない 戦略を考える必要あり -方針 ノンフィルターで超新星と重力波 データ解析に注力--->マンパワーが必要 作成:猿楽 確認:酒向