新・天体写真クリアファイル発売

木曽観測所で撮影した天体写真を用いた、新しいクリアファイルを3種類作成しました。東京大学本郷キャンパス赤門北隣の東京大学コミュニケーションセンターにて販売されます。

clearfiles

おもて面には、木曽観測所105cmシュミット望遠鏡と、現在の主力観測装置である広視野モザイクCCDカメラ「KWFC」を用いて撮影した、「北アメリカ星雲」「アンドロメダ銀河」「ばら星雲」の画像を用いています。105cmシュミット望遠鏡ならではの広視野と高感度を活かした画像に、天体写真家の山中侯英氏による色合成処理が加わり、天体の魅力が存分に引き出された作品に仕上がっています。

うら面には、木曽観測所に設置されている星空カメラ(※1)の画像を使用し、おもて面の天体が見える季節の木曽観測所の全天写真を配置しました。天体の位置も十字線で示しています。星座を構成する星々が識別できる画像となっていますので、星座版と見比べて星座をなぞってみたり、じっくり見て楽しむことのできる作品となっています。

これらは、東京大学コミュニケーションセンターにて、1部400円で販売しています。東京大学本郷キャンパスへお越しの際は、ぜひお手に取ってみてください。

(※1)星空カメラは、ギャラクシティの提供により運用されており、撮影された過去一年分の動画はギャラクシティのホームページ内「星空ひろば」で見ることができます。こちらもぜひご覧ください。


Pin北アメリカ星雲と夏の星空

NGC7000 omote NGC7000 ura
(左)おもて面:北アメリカ星雲(NGC7000)の画像を使用
(右)うら面:木曽観測所の夏の星空(8月中旬22時)の画像を使用


Pinアンドロメダ銀河と秋の星空

M31 omote M31 ura
(左)おもて面:アンドロメダ銀河(M31)の画像を使用
(右)うら面:木曽観測所の秋の星空(11月中旬20時)の画像を使用
  (アンドロメダ銀河も識別できます)


Pinばら星雲と冬の星空

NGC2237 omote NGC2237 ura
(左)おもて面:ばら星雲(NGC2237)の画像を使用
(右)うら面:木曽観測所の冬の星空(1中旬22時)の画像を使用