東京大学アタカマ天文台(TAO)計画 プレスリリース解説記事

東京大学アタカマ1m望遠鏡
木星の衛星イオで太陽系最大級の火山活動をとらえる

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2014.06.16 更新
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会見日時

2014年6月19日(木) 14:00 - 15:00

会見場所

東京大学理学部1号館中央棟3階338号室

出席者

吉井 讓 (東京大学大学院理学系研究科附属天文学教育研究センター センター長)
宮田 隆志(東京大学大学院理学系研究科附属天文学教育研究センター 准教授)
米田 瑞生(東北大学大学院理学研究科 研究員・ハワイ大学天文学研究所客員研究員)
加藤 夏子 (東京大学大学院理学系研究科附属天文学教育研究センター 技術職員)   ほか

発表のポイント

  • 東京大学アタカマ天文台(チリ)のminiTAO1m望遠鏡を用いた中間赤外線モニタ観測で、木星の衛星イオにあるダイダロス火山の活動の様子をとらえることに成功した。
  • ダイダロス火山からの放射は10兆ワットにも上ることが示唆され、この火山が活動期には非常に活発な火山であることを示唆する結果が得られた。
  • 地上の中間赤外線望遠鏡で太陽系内天体の活動性が捉えられることを実証し、従来主流であった大型望遠鏡や探査機による惑星観測に新しい手法を適用した点で重要な成果である。

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